10月14日に東京スタジアムで行われたサッカー日本代表対ブラジル代表の試合は3-2と歴史的勝利をした。
来年の北中米ワールドカップ優勝に向けて、望んだ優勝候補とされるブラジル代表との試合は前半は0-2とリードされ、ブラジル代表の攻撃陣の怖さを改めて思い知った。
しかし、日本はハーフタイムで気持ちを切り替えて前から守備に行き続けた日本は3-2と見事逆転することができ、ブラジル代表に初勝利することができた。
ワールドカップ優勝もしかしたらある!?
え?ブラジル代表に勝った?すごすぎる!
見れなかったから試合展開気になる!どうやってかったの?
などといったコメント多く見られた。それほどブラジル代表に勝利したことがすごいことが分かります。

現在のブラジル代表
現在のブラジル代表は、世界屈指の攻撃力と豊富なタレントを誇る強豪チームです。
2025年からはイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督が就任し、約100年ぶりの外国人監督体制となりました。彼のもとでチームは、安定感と戦術的バランスを重視する新しいスタイルへと進化しています。
チームの中心にはキャプテンのカゼミーロが存在し、中盤の安定とリーダーシップを担っています。
攻撃陣にはヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ、マルティネッリといった若手スターが揃い、スピードと個人技を活かした突破力が持ち味です。
また、新星エステヴァン・ウィリアンなど次世代の才能も台頭しており、選手層の厚さは健在です。
一方で、ネイマールが怪我やコンディション不良で代表から離れることが多く、攻撃の軸が定まらない場面もあります。守備面では経験豊富な選手が揃うものの、試合終盤の集中力や速攻への対応に課題が残ります。
特に近年の試合では、リードを守り切れず逆転負けする展開も見られ、安定性に欠ける印象があります。
ブラジル代表との対戦成績
これまで日本代表はブラジル代表と試合をして1勝もすることができなかった。
日本代表VSブラジル代表の通算成績
回数 | 開催年 | 試合名・大会名 | 結果(日本の立場) |
---|---|---|---|
1 | 1989年 | キリンカップ | 0-1 敗戦 |
2 | 1995年 | キリンカップ | 0-3 敗戦 |
3 | 1996年 | アトランタ五輪(※五輪代表) | 1-0 勝利(※五輪なのでA代表扱い外) |
4 | 1999年 | コパ・アメリカ | 0-2 敗戦 |
5 | 2001年 | コンフェデレーションズカップ | 0-0 引き分け |
6 | 2005年 | コンフェデレーションズカップ | 2-2 引き分け |
7 | 2006年 | 国際親善試合(ドイツ) | 1-4 敗戦 |
8 | 2012年 | 国際親善試合(ポーランド) | 0-4 敗戦 |
9 | 2014年 | 国際親善試合(シンガポール) | 0-4 敗戦 |
10 | 2017年 | 国際親善試合(フランス) | 1-3 敗戦 |
11 | 2022年 | 国際親善試合(東京) | 0-1 敗戦 |
ブラジル代表は日本代表に負けたことがなく常に圧倒的な強さを見せている。
ブラジル代表は35得点しているのに対して、日本代表は5得点と攻撃だけではなく守備面でもチームとしての力の差が表れている。
今回の試合内容
ブラジルは前半、攻撃的に押し込み、日本を圧倒する展開を作っていました。ボール支配やパス展開で主導権を握る時間も長く、前半終了時点では2−0と有利な状況を築いていました。
しかし後半、ブラジル守備陣が連続ミスをしました。特にファブリシオ・ブルーノのミスで南野拓実選手が1点を返し試合を大きく動かしました。日本はハーフタイムに修正したことが良い結果に繋がりました。
勇気を持って攻め続けたことで伊東純也選手が相手コートの深い位置でクロスを上げ、それを中村敬斗選手がうまく合わせ同点ゴールを決めました。
そして、勢いに乗った日本は積極的にクロスボールを上げ続けた結果コーナーキックを獲得し、そのコーナーキックで上田綺世選手が逆転ゴールを決めました。
その後の残り10分は鈴木淳之介選手の守備の活躍もあり、相手にゴールを決められることなく逃げ切り勝利しました。
まとめ

来年のワールドカップ優勝に向けて素晴らしい勝利を納めたと思います。
まだまだ、チームとしての課題は色々とあると思います。例えば、強豪相手にはボールを保持する時間が短いことから日本代表が保持する時間を長くできたらもっと優勝に近づくと思いました。
ワールドカップ優勝するために日本代表にはもっと強くなって欲しいですね!
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